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論文

Ni(001)面における極薄酸化膜形成の反応ダイナミクス

寺岡 有殿; 岩井 優太郎*; 吉越 章隆; 岡田 隆太

第57回日本学術会議材料工学連合講演会講演論文集, p.44 - 45, 2013/11

Ni(001)面を超音速酸素分子線で酸化し、放射光光電子分光で酸化過程をその場観察した。酸素分子の並進運動エネルギーは0.03eVから2.3eVの範囲である。酸素吸着曲線の並進運動エネルギー依存性を測定した。単純なラングミュア型ではなく、中間にプラトー的な吸着速度が鈍化する領域が見られるが、並進運動エネルギーが大きくなるにつれて、その特性が消失してラングミュア型に近くなる傾向を示した。吸着曲線の初期の傾きから初期吸着速度の並進運動エネルギー依存性を評価した。0.03eVの時が最も初期吸着速度が大きく、1eV以上で低下する傾向を示した。これらの結果から、低並進運動エネルギーでは物理吸着状態を経由した解離吸着が起き、並進運動エネルギーが大きくなると活性化吸着が主になるが、ポテンシャルエネルギー障壁は1eV付近に存在すると推測している。

論文

鉄鋼の焼戻し脆性と粒界水素脆性におけるマルチスケール解析; 第一原理計算と破壊力学試験

山口 正剛; 亀田 純*

第57回日本学術会議材料工学連合講演会講演論文集, p.35 - 36, 2013/11

粒界の理想破壊仕事2$$gamma$$$$_{rm int}$$(2つの破壊表面と粒界のエネルギー差、粒界凝集エネルギー)の偏析による変化$$Delta$$2$$gamma$$$$_{rm int}$$が粒界脆化・強化の原因であるという説は、「金属の微視き裂進展に伴う塑性仕事($$gamma$$$$_{rm p}$$)は2$$gamma$$$$_{rm int}$$よりもずっと大きいが、2$$gamma$$$$_{rm int}$$に依存している」という仮説に基づいている。この仮説はJokl, Vitek, McMahonによって提案されたもので物理モデルによる検証はなされたが、原子論的なシミュレーションによってそれを示すのは現在でも困難である。そこで本研究では、第一原理計算と破壊靭性試験を組み合わせることで、その仮説について一つの証拠を示す。それによって、ミクロな(電子論的な)原子間結合エネルギーからマクロな破壊靱性までのマルチスケールな理解が得られ、鉄鋼の焼戻し脆性や粒界水素脆性において観測されている破壊靭性の低下が$$Delta$$2$$gamma$$$$_{rm int}$$によって引き起こされていることが示される。

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